【長田神社・神戸】⛩️神戸の地名のルーツはここだった!知る歴史の奥深さを知る✨

長田神社

神戸を代表する古社の一つ、長田神社⛩️
その存在の大きさは以前から知っていましたが、実際に参拝してみると、また新たな発見がありました😊

まず驚いたのが、「神戸(こうべ)」という地名の由来です。
「神戸」と聞くと港町や異国情緒あふれる街並みを思い浮かべますが、その名前は、長田神社をはじめとする神社に仕えた人々「神戸(かんべ)」に由来していると伝えられています。
何度も訪れている神戸ですが、そのルーツが長田神社にあったとは知りませんでした。
地名の由来を知ると、その街がより身近に感じられますね✨

さらに歴史を調べていくと、『日本書紀』には、長田神社が西暦201年に創建されたと伝えられていることも知りました📜
しかも、同じ神戸を代表する古社である生田神社廣田神社とともに創建されたという深いつながりがあります。
三社はいずれも神功皇后ゆかりの神社として知られ、古くからこの地域を守り続けてきた存在です。
こうした歴史を知ると、それぞれの神社を巡る楽しみもさらに広がります😊

もちろん、長田神社は商売繁盛・開運招福・厄除けなど、多くのご利益で知られる神社でもあります🙏
しかし、私にとって寺社巡りの魅力は、ご利益だけではありません。
「知らなかった歴史に出会えること」
それこそが、参拝する一番の楽しみなのかもしれません。

一つの神社を訪れたことがきっかけで、地名の由来や古代史、日本書紀の世界へと興味が広がっていく。
そんな知的な発見があるからこそ、神社巡りは何度訪れても飽きることがありません。
歴史を知れば知るほど、神社はもっと面白くなる。
長田神社は、神戸の歴史の原点に触れられる、そんな貴重な場所でした⛩️✨

長田神社

【住所】〒653-0812 兵庫県神戸市長田区長田町3丁目1−1

【主祭神】事代主神
【札所等】神仏霊場巡拝の道
【創建】神功皇后元年(201年)

Wikipedia

※Gemini による解説

地元で「長田さん」と親しまれ、生田神社・湊川神社とともに「神戸三大神社」に数えられる長田神社。

1. ご利益

長田神社の主祭神は事代主神(ことしろぬしのかみ)です。この神様は、七福神の「えびす様」と同一視されており、古くから福の神として篤く信仰されてきました。

  • 主なご利益:商売繁盛、開運招福、厄除解除
    • 事代主神は「言葉に代わって物事を決める神(神託を告げる神)」であり、商取引の誠実さや正しさを守ることから、商売繁盛産業発展に大変強いご利益があります。
  • 参拝時の願いごと
    • ビジネスの成功や仕事運の向上、家業繁栄を願うのが最も王道です。
    • また、後述の追儺式(ついなしき)に代表されるよう、厄を祓う力も強いため、「厄除け」「開運」をお願いするのも最適です。

奥の院(楠宮稲荷社)の特殊なご利益 境内の奥にある「楠宮稲荷社」の御神木には「エイ(魚のアカエイ)」が神の化身として宿るとされ、古くから「痔の病気平癒」に霊験あらたかと言われています。エイの絵馬を奉納し、エイの肉を断って祈願する一風変わった信仰が今も続いています。

2. 歴史:創建と由緒、歴史的出来事

長田神社の歴史は非常に古く、1800年以上の歴史を誇る名神大社です。

  • 創建の由緒(西暦201年)
    • 『日本書紀』によると、神功皇后(じんぐうこうごう)が新羅(朝鮮半島)から帰還する途中、武庫の水門(現在の尼崎〜神戸付近)で船が進まなくなりました。その際、事代主神から「吾(われ)をば御心(みこころ)の長田の国に祀れ」という神託(お告げ)を受け、この地に創祀されたのが始まりです。
  • 「神戸(こうべ)」の地名の由来
    • 平安時代、朝廷から長田神社の祭儀や維持を支えるための民戸「神戸(かんべ)41戸」が与えられました。この「かんべ」という言葉が、現在の「神戸(こうべ)」という地名の語源になったとされています。
  • 「チキンテンプル」の逸話
    • 古くから「鶏の鳴き声が聞こえる里は、私(神様)に縁のある地だ」という伝承があり、ニワトリが神の使い(神鶏)として尊ばれました。戦前までは境内に数百羽の鶏が放し飼いにされており、神戸港に立ち寄った外国人たちから「チキンテンプル」と呼ばれて親しまれた歴史があります。

3. お勧めの参拝時期

年中いつでも厳かな空気を味わえますが、行事に合わせて訪れるなら以下の時期が特にお勧めです。

  • 2月3日:節分祭(古式追儺式)
    • 長田神社で最も有名な伝統行事です。室町時代から続く神事で、兵庫県指定重要無形民俗文化財になっています。一般的な「鬼は外」と豆を撒くスタイルではなく、鬼が神の使いとして、松明(たいまつ)の炎と太刀で災いを焼き払い、切り捨てる大迫力の踊り(鬼舞)が見られます。
  • 正月三が日:初詣
    • 例年、三が日だけで数十万人の参拝客で賑わいます。長田神社のお正月といえば、名物の縁起物「ポッペン(ガラスのおもちゃ)」。これが「ポッペン、ポッペン」と鳴る音が「良く鳴る(生る)→益々良く成る」に通じるとして、新年の福を呼び込むために多くの人が買い求めます。

4. 観光としての魅力

  • 下町情緒ある参道と商店街
    • 高速長田駅や地下鉄長田駅から神社へ続く参道は、古き良き神戸の下町情緒が残る商店街になっています。名物の「そばめし」や「にくてん(神戸風お好み焼き)」など、ローカルグルメを楽しみながら散策できるのが魅力です。
  • 阪神・淡路大震災からの「復興の象徴」
    • 1995年の阪神・淡路大震災の際、長田区は甚大な被害を受けましたが、長田神社の本殿は奇跡的に倒壊を免れました。神社は震災直後から約1ヶ月間、避難所や炊き出しの拠点として地域住民を支え続けました。その後、地域の人々の寄進によって見事に復興を遂げた境内は、今も街の強い絆と復興のシンボルとして息づいています。

主祭神:事代主神

事代主神の性質を知ると、長田神社への参拝がより深いものになります。

1. 事代主神とはどんな神様?(神話における役割)

事代主神は、出雲大社の主祭神である大国主神(おおくにぬしのかみ)の第一御子(長男)にあたります。

名前にある「コトシロ」とは「事に代わる」、つまり「神の言葉を人々に伝える(神託を下す)」という意味を持っています。神話の世界では、非常に知恵深く、誠実で、決定権を持つ重要なポジションにいました。

国譲り神話で見せた「誠実さ」と「決断力」

天上の神々(天照大御神側)から「国を譲りなさい」と迫られた父・大国主神は、「息子の事代主が答えます」と言って判断を委ねました。 その時、事代主神は美保ヶ崎(島根県)で釣りをしていたのですが、神聖な言葉(神託)をもって「この国は天の神々にお譲りするのが正しいでしょう」と賢明な決断を下し、争うことなく平和的に国を譲りました。

このエピソードから、事代主神は「平和の神」「知恵の神」「誠実な取引を象徴する神」として尊ばれるようになります。

2. なぜ「えびす様」=「商売繁盛の神」になったのか?

神話の中で「海で釣りをしていた」という描写が、のちに海の恵みをもたらす漁業の神「えびす様」のイメージと結びつきました。左脇に大きな鯛(タイ)を抱え、右手に釣竿を持ったお馴染みの姿は、まさにこの神話がルーツです。

時代が進むにつれ、社会の中心が「漁業」から「物資の流通・商業」へと変化していく中で、えびす様(事代主神)は海難を救う神から、広く「商売繁盛」「産業発展」の福の神として日本中で信仰されるようになりました。

3. 事代主神の性質から読み解く「4つの深い御利益」

長田神社で授かることができる御利益は、事代主神のこうした歴史や神話の背景と深く結びついています。

① 商売繁盛・業績向上(えびす様の福の力)

最も代表的な御利益です。事代主神の「誠実な交渉で国を譲った」という神話から、単に「お金が儲かる」だけでなく、「取引先と良好な信頼関係を築き、誠実なビジネスによって事業を繁栄させる」という、極めて堅実で息の長い商売運・仕事運をもたらしてくれます。

② 開運招福・心願成就(言葉に霊力が宿る神)

「言葉を司る神(事代主)」であるため、人間の発する言葉や心からの願いをしっかりと受け止め、それを良い方向へと導いてくれる力が非常に強いとされています。参拝者が誓う決意や願いに対して、明確な「結果(お告げ)」を出してくれる開運の神様です。

③ 厄除け・災難除け(国を平和に導いた守護力)

争いを収め、国を平和的な解決へと導いたその徳性から、心身の邪気や身の回りのトラブル(災難)を未然に防ぎ、調和をもたらす「厄除け」の御利益があります。長田神社の伝統行事「追儺式(鬼舞)」で、鬼が火を使い悪疫を退散させるのも、この強力な祓いの力の一端です。

④ 航海安全・大漁満足(釣りを愛する海の神)

神戸という港町において、古くから港湾関係者や漁業関係者から深く信仰されてきました。現在でも、海上交通の安全や、物流・流通の安全を見守る神様として篤い信頼を集めています。

参拝時のアドバイス

長田神社の事代主神にお願い事をする際は、「自分の現在の状況や決意を、言葉(心の中の言葉)で明確に伝えること」、そして「誠実な努力を尽くすことを誓うこと」が、神様との波長を合わせる最高のコツとされています。

「言葉を重んじる誠実な福の神」であるからこそ、筋の通った真っ直ぐな願いに対して、大きな後押しをしてくださるはずです。

西宮神社との関係性

長田神社と西宮神社は、どちらも兵庫県を代表する非常に格式の高い古社ですが、実は歴史的にも、信仰の面でも「非常に深い関係」があります。

その関係性は、大きく分けると「1800年前の同時創建」「えびす様という神格の繋がり」の2つの視点から説明できます。

1. 歴史的な関係:西暦201年に「同時に生まれた」兄弟のような神社

長田神社と西宮神社(当時は廣田神社)の歴史を遡ると、まったく同じタイミング、同じ理由で誕生したという深い歴史的繋がりがあります。

『日本書紀』によると、西暦201年、神功皇后(じんぐうこうごう)が朝鮮半島からの帰り道、現在の神戸・西宮付近の海(武庫の水門)で船が進まなくなるという事態に直面しました。その時、神々から一斉に神託(お告げ)が下り、それによって同時に創建されたのが「兵庫の3つの大社」です。

  • 長田神社:「事代主神」のお告げにより、神戸市長田区に創建
  • 生田神社:「稚日女尊(わかひるめのみこと)」のお告げにより、神戸市中央区に創建
  • 廣田神社:「天照大御神の荒御魂」のお告げにより、西宮市に創建
ここで「西宮神社」が登場する理由

「西宮神社」は、もともと廣田神社の摂社(管理下にある神社)として、その境内に、あるいは密接な関係を持って誕生しました。西宮という地名自体も「廣田神社から見て西にある宮(または都から見て西にある重要な宮)」という意味が語源です。

つまり、長田神社と西宮神社(廣田神社)は、神功皇后の船を止めた神々を祀るために、同時に建てられた言わば「兄弟」のような関係なのです。

2. 信仰的な関係:2つの神社がもつ「えびす様」の正体

もう一つの深い関係が、お互いの「主祭神(えびす様)」にあります。

ご存知の通り、西宮神社は全国に約3,500社ある「えびす神社」の総本社であり、長田神社もまた「長田のえべっさん」として親しまれています。しかし、実はこの2つの神社が祀っている「えびす様の正体(日本神話での名前)」は異なります

日本の「えびす信仰」には、大きく分けて2つのルーツ(二大説)があり、両社はそのそれぞれの代表格なのです。

神社名えびす様の本名(神話の名)神話におけるその神様の出自
長田神社事代主神(ことしろぬしのかみ)出雲の国の大ボス・大国主神(大黒様)の長男。海の近くで釣りをしていた知恵の神。
西宮神社蛭子大神(ひるこのおおかみ)イザナギ・イザナミの間に最初に生まれたが、海に流され、西宮の海岸に漂着した神。
出自は違うのに、なぜ関係があるの?

神話の中ではまったく別の神様ですが、どちらも「海」や「釣り」に深い縁があったため、中世以降、庶民の間で「商売繁盛・大漁満足の福の神=えびす様」としてひとまとめに信仰されるようになりました。

現在でも、

  • 西宮神社は「蛭子系えびすの総本社」
  • 長田神社は(島根の美保神社などと並び)「事代主系えびすの代表格」

として、兵庫県内、ひいては全国のえびす信仰を東西で支え合っている関係と言えます。

💡 ちょっと面白いこぼれ話

西宮神社の境内(本殿のすぐ近く)には、実は長田神社の神様である「事代主姐(事代主神)」を祀るお社もちゃんと存在しています。お互いに別のルーツを持ちながらも、同じ「えべっさん」の福徳を授ける存在として、今も固い絆で結ばれているのがこの2つの神社です。

松尾社(御祭神:大山咋神)

長田神社の拝殿に向かって右手に佇む「松尾社(まつおしゃ)」。国の登録有形文化財にも指定されている歴史ある美しいお社です。

1. 大山咋神(おおやまぐいのかみ)とはどんな神様?

大山咋神は、京都の最古級の神社である「松尾大社(まつのおたいしゃ)」や、比叡山の麓にある「日吉大社」、東京の「山王日枝神社」の主祭神として知られる高名な神様です。

名前にある「クイ(咋)」は「杭(くい)」のことで、「山に杭を打って自分の領地とする主」、つまり「偉大なる山の地主神」を意味しています。 古事記では「鳴鏑(なりかぶら:音の鳴る矢)」を使う神とされ、非常に力強く、山林や開拓を司る神様です。

2. 長田神社(事代主神)との関係性

この2柱の神様は、神話において直接の親子や兄弟ではありませんが、「産業の基盤を共に支える、最強のビジネスパートナー」という深い信仰的・地理的関係にあります。

① 「山(生産)」と「海(流通)」の調和
  • 大山咋神(松尾社):山を司り、大地から湧き出る「水」や、そこから育つ「木々」「作物(米)」といった生産・原材料をコントロールする神様です。
  • 事代主神(長田神社):海を司り、そこから得た恵みや物資を流通・交易(商売)させる福の神です。

つまり、山(大山咋神)が豊かな原料と水を恵み、それによって作られた素晴らしい品々を、海・商業の神(事代主神)が世の中に広めて経済を回すという、日本の産業・豊かさのサイクルがこの2柱によって完結するという関係性にあります。

② 神戸の「灘五郷(なだごごう)」と酒造りの縁

大山咋神は、山の良い水と良質なお米からお酒を造る技術を守護することから、古くから「日本第一の酒造神(酒造りの祖神)」として篤く信仰されています。 長田神社がある神戸といえば、日本一の酒どころである「灘五郷」を擁する土地です。長田神社の松尾社の背後にも、地元の酒蔵から奉納された多くの「菰樽(こもだる)」が並んでいます。地元の銘醸家たちが、酒造りの安全と商売繁盛を願って、本社のえびす様とともにこの松尾社を大切に祀ってきた歴史があります。

3. 松尾社の「3つの詳しい御利益」

大山咋神の「山を治める力」と「酒造の技術」という神格から、以下のような素晴らしい御利益を授かることができます。

① 酒造・醸造・飲食業の繁栄(酒造の神)

お酒を造る方(蔵元・杜氏)の安全や業績向上はもちろんのこと、現在では広く「飲食業」「食品加工業」「酒類を扱う販売店や居酒屋」などを営む人々から、商売繁盛の神様として信仰されています。

② 新規開拓・事業の土台固い(地主の神)

山に杭を打って未開の地を開拓した神様であるため、「新しく事業を立ち上げる(起業・新規プロジェクト)」「新しい土地で生活を始める」といった、物事のスタート時に絶大な力を貸してくれます。また、ビジネスや生活の「土台(基盤)」を強固にする御利益があります。

③ 厄除け・子孫繁栄・家内安全(鳴鏑の力)

大山咋神が持つ「鳴鏑(矢)」は、その音によって邪気を祓う力があるとされています。長田神社本体が持つ厄除けの力と相まって、「厄災を祓い、家を安全に保ち、子孫を繁栄させる」という、家族や組織の守護としての御利益も非常に強いです。

参拝の際のお勧め

長田神社に参拝される際は、まず本殿の事代主神(えびす様)に「これからのビジョンや商売の繁栄」を願い、その後に右手の松尾社(大山咋神)へ進んで「そのための確固たる土台(資金、人材、健康)が揺るがないこと」を願うと、山と海の神様の力が合わさり、より力強い御加護がいただけると言われています。

月読社(御祭神:月読神)

長田神社の拝殿の右側(松尾社の並び)に美しく佇む「月読社(つきよみしゃ)」。こちらも国の登録有形文化財に指定されている格式高いお社です。

ミステリアスで静かな輝きを放つ夜の神「月読神(つきよみのかみ / ツクヨミ)」。

1. 月読神(つきよみのかみ)とはどんな神様?

日本神話において、最高神である天照大御神(アマテラス:太陽の神)、そして須佐之男命(スサノオ:海の神・嵐の神)と並び、「三貴子(みはしらのうずのみこ)」と呼ばれる最も尊い3柱の神様の一人です。

伊弉諾尊(イザナギ)が左目を洗ったときに天照大御神が、右目を洗ったときに月読神が、鼻を洗ったときに須佐之男命が生まれたとされています。

太陽と対をなす「夜の世界(夜の食国:よるのおすくに)」を治める神であり、「月の満ち欠け」を司る存在です。神話の中では表舞台に多く登場しないため、非常に神秘的で、物事の「裏舞台」や「内面」を支える静かな守護神として知られています。

2. 長田神社(事代主神)との関係性

事代主神と月読神は、神話の家系図の上では少し離れていますが、「海・時間・生命のバイオリズムを司る」という点で、実は切っても切れない深い関係性にあります。

① 「潮の満ち引き」をコントロールする関係
  • 事代主神(えびす様):海に深い縁があり、大漁や海上安全、海を通じた交易を守る神様です。
  • 月読神(月読社):月の引力によって、地球の海の「潮の満ち引き(満潮・干潮)」を引き起こす神様です。

航海や漁業において、潮の満ち引き(潮流)を知ることは命に関わる最重要事項です。本社の事代主神が海そのものの安全を守るなら、月読神はその海にリズムを与える存在。つまり、海の恵みを最大化し、航海を安全に進めるための「時(タイミング)」をコントロールする名コンビという関係にあります。

② 「農耕のサイクル」を支える関係

昔の人々は、月の満ち欠けを基準にした「太陰暦(旧暦)」を使って、種まきや収穫の時期を決めていました。月読神は「暦(時間を読む=月読み)」の神であり、農業のタイミングを教えてくれる神様です。 事代主神(えびす様)は、商業だけでなく「農業の豊作」を守る福の神でもあるため、「月読神が正しいタイミング(暦)を示し、事代主神が豊かな実り(豊作・繁栄)をもたらす」という、産業における見事な共同作業の役割を持っています。

3. 月読社の「4つの詳しい御利益」

月の満ち欠け、夜の静けさ、そして時間を司る神格から、月読社では以下のような素晴らしい御利益を授かることができます。

① 先見の明・タイミングを掴む(暦の神)

「月を読む(=ツクヨミ)」という名の通り、「時代の流れを読む」「物事のベストなタイミングを察知する」という先見の明を授けてくれます。ビジネスでの投資の時期や、人生の重要な決断において「勝機を逃さない力」を求める方に最適な御利益です。

② 心身の癒やし・メンタルケア(夜と月の神)

太陽がアクティブな活動を象徴するのに対し、月は「休息」「癒やし」「再生」を象徴します。夜の静けさのように、高ぶった感情を鎮め、ストレスや不安を和らげて心の平穏を取り戻す、現代人にとても強い味方となる御利益です。

③ 海上安全・大漁満足・交通安全(潮の神)

前述の通り、潮の満ち引きを司ることから、航海や漁業の安全はもちろんのこと、現在では広く「旅行の安全」「車の運転などの交通安全」にも強い守護の力があるとされています。

④ 美容・健康・安産(バイオリズムの神)

月の満ち欠けの周期(約29.5日)は、人間の身体(特に女性の生理周期や細胞の生まれ変わり)のバイオリズムと深く連動しています。このことから、身体の調子を整える「健康長寿」、体の内側から綺麗になる「美容」、そして生命の神秘に寄り添う「安産・子宝」の御利益もあるとされています。

参拝の際のお勧め

長田神社の月読社を訪れる際は、日々の忙しさから少し心を離し、深く息を吐いて静かに手を合わせてみてください。

本殿のえびす様に「外向けのエネルギー(仕事や商売の成功)」を祈願したあと、この月読社で「それを支える自分の内面の健康、そして進むべき正しいタイミング」を祈ることで、動と静、表と裏のバランスが整い、非常に心地よいパワーをいただくことができます。

「天照皇大御神社(御祭神:天照皇大神)」

長田神社の拝殿の右側、松尾社や月読社と並んで美しく佇む「天照皇大御神社(あまてらすすめおおみかみしゃ)」。こちらも国の登録有形文化財に指定されている非常に格式高いお社です。

1. 天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)とはどんな神様?

神々の世界(高天原:たかまのはら)を統べる最高権力者であり、太陽そのものを神格化した「太陽の女神」です。 伊勢神宮の内宮(皇大神宮)に祀られている、日本の総氏神(日本国民すべての守護神)であり、皇室の祖先にあたる最も尊い国家の最高神です。

すべての生命を育むあたたかい「太陽の光」そのものであり、「生命力の源」「国家安泰」「あらゆる福徳の根源」とされています。

2. 長田神社(事代主神)との関係性

日本の最高神である天照皇大神と、出雲系の福の神である事代主神。この2柱の間には、日本神話の歴史を揺るがした「国家レベルの大プロジェクト」を通じた、非常に深いドラマと関係性があります。

① 「国譲り神話」における、信頼で結ばれた関係

かつて地上(出雲)を治めていた大国主神(事代主神の父)に対し、天上の神々の長である天照皇大神は「地上を天の神に譲りなさい」と使者を送りました。 この時、地上の神々の代表として実質的な判断を委ねられたのが、長男である事代主神でした。

事代主神は天照皇大神の意向を汲み、「この国は天の神々にお譲りするのが正しいでしょう」と極めて誠実に、かつ平和的に国を譲る決断を下しました。 この功績により、事代主神は天照皇大神から深く信頼され、のちに天孫降臨(天の神々が地上に降りる際)の時にも、地上側の偉大な道引きの神として重用されました。

つまり、2柱は「日本の国を平和的に1つにまとめ上げた、偉大なるトップ(天照皇大神)と、それに応えた賢き高官(事代主神)」という、最高の信頼関係で結ばれています。

② 「日(太陽)」と「月・潮」が織りなす「長田の五社」の調和

長田神社の境内(拝殿右側)には、天照皇大御神社(日・太陽)月読社(月・時間)、そして本社である事代主神(海・潮)が揃っています。 太陽(天照)が輝き、月(月読)が満ち欠けし、海(事代主)が波打つという、地球の自然環境と生命のバイオリズムのすべてが、この長田神社の境内で完璧に調和して祀られているという非常に尊い配置(関係性)になっているのです。

3. 天照皇大御神社の「4つの詳しい御利益」

あらゆる神々の頂点に立つ「太陽の神」であることから、その御利益は万能であり、最高峰のパワーを誇ります。

① 国家安泰・家内安全・子孫繁栄(総氏神の力)

日本全体、そしてすべての家庭を見守る神様です。家族全員が健康で、争いごとなく、代々にわたって家が栄えていくという、「家族の根底の幸せと安全」を守る究極の御利益があります。

② 運気隆昌・諸願成就(あらゆる福徳の根源)

太陽の光が地上にくまなく降り注ぐように、人生のあらゆる局面に光を当て、「全体の運気を底上げする」という強烈な開運の力があります。特定の願い事だけでなく、「人生を総じて良い方向へ導いてほしい」という大願を叶えてくれます。

③ 災難除け・魔除け(闇を照らす光の力)

太陽が昇ると夜の闇が消え去るように、身の回りにある邪気や厄災、悪い人間関係などの「あらゆる闇(トラブル)を光で消し去る」という強力な魔除け・厄除けの御利益があります。

④ 事業繁栄・リーダーシップの向上(統治の神)

神々を率いる最高権力者であることから、「組織のリーダーとしての決断力を高める」「人の上に立つ人間としての器を大きくする」という御利益があります。企業の経営者や、チームを引っ張る立場の人に絶大なバックアップをしてくれます。

参拝の際のお勧め

長田神社に参拝される際は、本殿の事代主神(えびす様)に日々の感謝や商売繁盛を祈願したのち、この天照皇大御神社にも必ず手を合わせてみてください。

「国譲り」の歴史が示す通り、本社のえびす様が最も敬意を払っている大御神様です。えびす様の福徳のパワーの「さらに大元にある巨大な太陽のエネルギー」をいただくイメージで、感謝の真心を捧げることで、あなたの人生の土台そのものが力強く照らされ、守護されることでしょう。

楠宮稲荷社(御祭神:倉稲魂神)

長田神社の拝殿の裏手(奥の院)に佇む「楠宮稲荷社(くすのみやいなりしゃ)」。ここは長田神社の中でも特に神秘的な雰囲気に包まれた、知る人ぞ知る非常に強力なパワースポットです。

1. 楠宮稲荷社の御祭神:倉稲魂神とはどんな神様?

倉稲魂神は、全国の「お稲荷さん」に祀られている、日本で最も人々に親しまれている「お米・食物・農業の女神」です。

名前にある「ウカ(宇迦)」とは「御食(みけ)」、つまり「食べ物」を意味しています。すべての人が生きていくために不可欠な食糧を恵んでくださる生命の根源神であり、中世以降は農業だけでなく、広く「商業」「産業」の神様(五穀豊穣・商売繁盛の神)として爆発的な信仰を集めるようになりました。

2. 長田神社(事代主神)との関係性

本社の主祭神である「事代主神(えびす様)」と、楠宮稲荷社の「倉稲魂神(お稲荷様)」の間には、「日本の2大福の神がタッグを組んだ、最強の繁栄コンビ」という非常に深い関係があります。

① 「えびす・大黒」と並ぶ、商売繁盛の2大巨頭

日本の商業において、福の神の代表格といえば「えびす様」と「お稲荷様」です。

  • 事代主神(本社・えびす様):海(漁業)や流通・交易から、広く「商業」を守る神。
  • 倉稲魂神(奥の院・お稲荷様):大地(農業)の豊かな実りから、広く「産業・商売」を守る神。

海と陸、それぞれの豊かな実りを司る2大トップが長田神社の境内で「本社」と「奥の院」として向かい合うことで、お金の巡りやビジネスの繁栄を全方位からバックアップする、お互いを高め合う関係性になっています。

② 御神木「大楠(おおくす)」に宿る地主の神

楠宮稲荷社の背後には、はるか昔からこの地を見守ってきた大きな楠の御神木(兵庫県指定天然記念物)があります。この大楠は、長田神社が創建される(西暦201年)よりも前から、この長田の土地に根を張っていた聖なる木とされています。 つまり、楠宮稲荷社は、長田の土地そのものの生命力や大自然のエネルギー(地主の力)を、お稲荷様の強い霊力とともに今に伝える、非常に重要な役割を持っています。

3. 楠宮稲荷社の「4つの詳しい御利益」

お稲荷様としての強力な豊かさのパワーに加え、この楠宮稲荷社には「長田神社ならではの非常に有名な特殊信仰」があります。

① 痔の病気平癒・下半身の健康(エイの奇妙な信仰)

楠宮稲荷社で最も全国的に有名な御利益です。古くから、この御神木の大楠の根元には「エイ(魚のアカエイ)」が神様の化身(お使い)として棲んでいるという伝承があります。 そのため、「エイの絵馬」を奉納し、大好物であるエイの肉を食べるのを断って(断食祈願)熱心に祈ると、不思議と「痔の病」や「下半身の病気」が綺麗に治ると信じられてきました。現在でも、デリケートな体の悩みを抱える多くの参拝者が、全国から人知れず祈願に訪れています。

② 商売繁盛・事業繁栄(お稲荷様の福の力)

倉稲魂神本来の強力な御利益です。本社のえびす様への参拝と合わせて、この奥の院のお稲荷様にも手を合わせることで、商売の運気が爆発的に高まり、「千客万来」「業績向上」「売上拡大」をもたらしてくれます。

③ 諸祈願成就・強い後押し(奥の院の霊力)

奥の院に祀られている神様は、本社よりも「より人々の現実的な願いに対して、ダイレクトでスピーディーな力を貸してくださる」と言われています。「どうしてもこのプロジェクトを成功させたい」「ピンチを切り抜けたい」といった、ここ一番の強い願いを後押ししてくれます。

④ 家内安全・芸能上達

家族が食べるものに困らず、豊かに暮らしていけるという「暮らしの安全」を守るほか、お稲荷様は芸事や職人技の向上にも非常に理解がある神様として信仰されています。

参拝の際のお勧め

本殿への参拝を終えたら、ぜひそのまま社殿の裏手へと回り、楠宮稲荷社へ足を運んでみてください。そびえ立つ大楠の御神木を見上げると、その圧倒的な生命力に肌で気づかされるはずです。

仕事や商売のさらなる発展を願う方はもちろん、日々の生活で「体調を崩しがち(特に下半身の悩み)で、気力が湧かない」という方は、このお稲荷様と大楠のパワーに寄り添うように手を合わせることで、心身の底からエネルギーが満ちてくるのを実感できるでしょう。

出雲大社(御祭神:大国主大神)

長田神社の拝殿の裏手や周辺には、島根県の偉大なる総本宮から勧請(神様の御分霊をお迎えすること)された「出雲大社(いづもおおやしろ / いずもたいしゃ)」のお社が祀られています。

御祭神である「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」と、長田神社の主祭神である「事代主神(えびす様)」の関係性は、日本の神々の中でもトップクラスに深く、まさに「最強の親子タッグ」です。

1. 大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)とはどんな神様?

島根県の出雲大社に祀られている、目に見えない「縁(えにし)」の世界を統べる偉大なる神様です。庶民の間では「大黒様(だいこくさま)」として親しまれ、打ち出の小槌と大きな袋を持った福々しい姿でお馴染みです。

日本の国土を開拓し、国づくりの基礎を完成させた偉大な「国づくりの神」であり、現在は天上の神に国を譲ったのち、「すべての人々の目に見えない縁を結ぶ、縁結びの総本尊」として日本中で最も篤く信仰されています。

2. 長田神社(事代主神)との関係性:これ以上ない「理想の父と子」

大国主大神(大黒様)と、長田神社の事代主神(えびす様)の関係は、一言で言えば「実の親子」です。

① 「大黒様」と「えびす様」は、実の親子

日本神話において、事代主神は大国主大神の第一御子(長男)にあたります。 天上の神々から「国を譲れ」と迫られた父・大国主大神が、「これからの日本の未来をどうすべきか」という国家の命運をかけた最高重要決断を全幅の信頼を置いて託したのが、この長男の事代主神でした。事代主神は父の信頼に見事に応え、誠実な決断によって国を平和に導きました。

この神話から、この2柱は「お互いを深く信頼し、支え合った、理想の親子関係」を象徴しています。

② 「えびす・大黒」の福の神コンビが1つの境内に

日本の縁起物や商売繁盛の象徴として、「えびす・大黒」の二尊が並んで描かれるのをよく目にすると思います。 長田神社にお参りするということは、本殿で息子の「えびす様(事代主神)」に手を合わせ、さらに境内の出雲大社で父親の「大黒様(大国主大神)」に手を合わせるということ。つまり、日本最高峰の「福の神親子」が揃い踏みとなり、その強力なハッピーエネルギーを余すことなく一度にいただけるという、非常に贅沢で尊い関係性がこの境内に出来上がっているのです。

3. 境内の出雲大社の「4つの詳しい御利益」

大国主大神の「縁結び」と「国づくり」の神格から、以下のような素晴らしい御利益を授かることができます。

① 最高の縁結び・良縁成就(すべての縁を結ぶ神)

出雲大社といえば「縁結び」ですが、これは男女の恋愛や結婚だけにとどまりません。「素晴らしい仕事のビジネスパートナーとの出会い」「人生を豊かにしてくれる友人や恩師との出会い」「自分を成長させてくれる良い就職先(企業)との出会い」など、人生におけるあらゆる「目に見えない良い繋がり」をベストな形で結んでくれる究極の御利益です。

② 商売繁盛・五穀豊穣(えびす・大黒の相乗効果)

本社のえびす様(事代主神)の「商売・流通」の力に、父親である大黒様(大国主大神)の「財福・国づくり」の力が合わさることで、商売繁盛の運気が何倍にも跳ね上がります。特にお金周りの融通や、事業の永続的な発展に絶大な御利益があります。

③ 国土安泰・開拓発展・起業守護(国づくりの神)

未開の日本を素晴らしい国へと造りあげた神様であるため、「新しく会社を立ち上げる」「新しい事業に挑戦する」「フロンティア精神で道を切り拓く」という人に、道を拓くための強靭なパワーと知恵を授けてくれます。

④ 夫婦円満・子孫繁栄(家族を守る父の力)

多くの子供たちに恵まれ、出雲の大家族を率いた父親であることから、「家庭内が円満に収まる」「子宝に恵まれ、一族が代々繁栄する」という、家族の幸せの土台を守る御利益も大変強いです。

参拝の際のお勧め

長田神社の出雲大社へ参拝される際は、ぜひ「本社のえびす様にお参りした後」に足を運んでみてください。

神様に向かって「いつも息子の事代主神様には、素晴らしいお導きをいただきありがとうございます」と、まずは親神様へ感謝の報告を。その上で、「これからの私の人生に、素晴らしい仕事のご縁(または人との出会い)を結んでください」と願うのが、親子の神様に最も喜ばれ、御加護をいただくための最高の作法と言われています。

蛭子社(御祭神:蛭子神)

長田神社の拝殿周辺や境内にひっそりと、しかし大切な存在として祀られている「蛭子社(ひるこしゃ)」。

先ほど西宮神社との関係性(蛭子系えびすと事代主系えびすの二大説)をお話ししましたが、なんと長田神社の境内には、もう一人のえびす様である「蛭子神(ひるこのかみ / ヒルコ)」も一緒に祀られているのです。

1. 蛭子神(ひるこのかみ)とはどんな神様?

日本神話において、日本列島を生み出した国生みの神、伊弉諾尊(イザナギ)と伊弉冉尊(イザナミ)の間に、最初に生まれた御子神(長男)です。

しかし、生まれつき足腰が立たなかったため、3歳になっても歩くことができず、葦(あし)の舟に乗せられて海へと流されてしまいました。 その後、舟は西宮の海岸(あるいは各地の海岸)に漂着し、地元の漁師たちに「海の向こうから福を運んできた神様」として大切に拾われ、育てられました。これが西宮神社を総本社とする「えびす様」のもう一つのルーツです。

流されるという悲しい過去を持ちながらも、それを乗り越えて「最高峰の福の神」へと昇華した、非常にドラマチックな歴史を持つ神様です。

2. 長田神社(事代主神)との関係性:2人のえびす様による「福徳の完全融合」

本社の主祭神である「事代主神」と、境内摂社の「蛭子神」。この2柱の関係は、神話の家系図上は別物ですが、日本の信仰史において「えびす様の二大ルーツが手を取り合った、究極のパワースポット」という特別な関係にあります。

① どちらの「えべっさん」も味方につける、夢の共演

日本全国に数多くある「えびす神社」ですが、その正体は「事代主神」か「蛭子神」のどちらか一方であることがほとんどです。 しかし、長田神社では本殿に「事代主神(長田のえべっさん)」を祭り、境内に「蛭子神(西宮のえべっさんと同じルーツ)」を祭っています。

つまり、

  • 出雲の国からやってきた、知恵と誠実のえびす様(事代主神)
  • 海を渡って漂着した、不屈の精神と大漁のえびす様(蛭子神)

という、日本のえびす信仰の2大巨頭が1つの神社に揃い踏みしていることになります。これによって、長田神社の境内は「えびす様の福の力」が完全に網羅され、隙のない強力なエネルギーで満たされているのです。

3. 蛭子社の「4つの詳しい御利益」

蛭子神の「海からやってきた福の神」「困難を乗り越えた神」という神格から、以下のような素晴らしい御利益を授かることができます。

① 商売繁盛・大漁満足(海の向こうから富を運ぶ力)

蛭子神は、海の向こうの異郷(常世の国:とこよのくに)から富や幸福を運んでくる神(マレビト信仰)とされています。そのため、「思いがけないビジネスチャンスが舞い込む」「遠方との取引や貿易が成功する」「客足が絶えず大繁盛する」といった、外から豊かな財を呼び込む御利益が非常に強いです。

② 逆境を跳ね返す・事業再生・V字回復(不屈の神)

「海に流される」という過酷な運命からスタートし、最後には日本中から愛される福の神となった歴史から、「現在、苦境に立たされている事業を立て直す」「ピンチをチャンスに変える」「どん底から這い上がる」という、強いリバイバル(再生・復活)の御利益があります。コロナ禍や不況を乗り越えようとする経営者に、特にお勧めの力です。

③ 海上安全・大漁追福(漁師が愛した神)

葦の舟で海を漂流した神様であり、漁師たちに救われたことから、「海上の安全」「水難除け」「漁業の繁栄」に対して並々ならぬ守護の力を発揮します。

④ 身体健全・足腰の健康(歩けなかった神からの救い)

神話で「足腰が立たなかった」とされることから、逆説的に「足腰の病気に悩む人を救ってくれる神様」「下半身の健康を守る神様」としても信仰されています。境内の楠宮稲荷(痔の守護)と合わせて、身体の土台を健康に保つ御利益があります。

参拝の際のお勧め

長田神社の蛭子社を参拝される際は、まず本殿の事代主神に丁寧にお参りしたあと、この蛭子社へ足を運んでみてください。

「ルーツの違う2人のえびす様が、こうして長田の地で仲良く街を見守ってくださっている」という調和の素晴らしさを感じながら、「外からの良き運気を呼び込んでください」、あるいは「今ある困難を乗り越える知恵をください」と願うことで、えべっさんの優しくも力強い後押しをダブルでいただくことができるでしょう。

松尾社
月読社
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名優 中村時蔵 奉納
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Yutaka-S
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