🏰🔮 歴史の不死鳥! 滋賀で織りなす飛鳥時代のエピソード 🕊️📜
🌿 飛鳥時代に創建後、延暦寺との抗争なども含め、あらやる時代にエピソードを持つまさに歴史の不死鳥の寺、三井寺。ここだけで色々な時代の歴史上の人物がたくさん登場します。🏯🌟
映画「るろうに剣心」や「武士の献立」のロケ地にもなっています。
📖 三井寺の歴史にタイムトリップして、歴史の舞台裏を覗いてみませんか?🚀🗝️
三井寺(園城寺)
【住所】〒520-0036 滋賀県大津市園城寺町246
【宗派】天台寺門宗
【寺格】総本山
【山号】長等山(ながらさん)
【本尊】弥勒菩薩
【開基】大友与多王
【正式名】長等山 園城寺
【別称】三井寺
【創建】7世紀
【札所】西国三十三所第14番、西国四十九薬師霊場第48番、神仏霊場巡拝の道第147番 他
(Wikipediaより)
※Geminiによる解説
歴史
園城寺は滋賀県大津市にある天台寺門宗の総本山で、正式名称は長等山園城寺(ながらさんおんじょうじ)です。本尊は弥勒菩薩で、開基は天智天皇、創立者は大友与多王とされています。
創建と初期の歴史
園城寺は7世紀に大友氏(古代)の氏寺として草創されました。その後、9世紀に唐から帰国した留学僧円珍によって再興されました。円珍は天台宗の密教を伝え、園城寺を天台寺門宗の中心地としました。
山門寺門の抗争
平安時代、園城寺は比叡山延暦寺と対立抗争を繰り広げました。これは「山門寺門の抗争」と呼ばれ、両者の間で幾度となく戦闘が起こりました。
戦国時代から江戸時代
戦国時代、園城寺は織田信長や豊臣秀吉と関係を持ちました。信長は比叡山延暦寺を焼き討ちしましたが、園城寺は保護を受けました。秀吉は一度は園城寺を闕所(寺領の没収)しましたが、後に再興を許可しました。
江戸時代、園城寺は徳川将軍家から保護を受け、平和な時代を過ごしました。
明治時代以降
明治時代、園城寺は天台寺門宗の総本山となりました。現在では、天台宗の重要な寺院として多くの参拝者を集めています。
見どころ
園城寺には、金堂、三重塔、勧学院客殿、光浄院客殿など、多くの国宝や重要文化財があります。また、「三井の晩鐘」として知られる梵鐘も有名です。
釈迦堂(食堂)
1.歴史
現在の建物は、室町時代に建立されたものと推定されています。
もとは食堂として使用されていましたが、現在は釈迦如来像を本尊とする釈迦堂として信仰されています。
豊臣秀吉による兵火で焼失しましたが、江戸時代に再建されました。
2.建築様式
入母屋造、本瓦葺の簡素な造りです。
正面には向拝が付き、内部には須弥壇が設けられています。
3.見どころ
本尊の釈迦如来像は、鎌倉時代の作とされ、重要文化財に指定されています。
向拝の軒下には、風神雷神像が安置されています。
内部の壁には、十六羅漢像が描かれています。
辨財天社
1.歴史
創建は不詳ですが、天智天皇の勅願によって建立されたと伝えられています。
三井寺の鎮守社であり、古くから信仰を集めています。
豊臣秀吉による兵火で焼失しましたが、江戸時代に再建されました。
2.御祭神
市杵島姫命、弁財天を祀っています。
市杵島姫命は、宗像三女神の一柱であり、水の神、音楽の神、財宝の神として信仰されています。
3.建築様式
流造、檜皮葺の簡素な造りです。
正面には向拝が付き、内部には神像が安置されています。
4.見どころ
本尊の市杵島姫命像は、秘仏であり、通常は公開されていません。
向拝の軒下には、風神雷神像が安置されています。
境内には、弁財天にちなんだ様々な像や絵馬が奉納されています。
国宝金堂
概要
三井寺(園城寺)内にある金堂は、国宝に指定されている重要文化財です。1195年に建立されたもので、桃山時代建築の代表例として知られています。
歴史
- 1195年(建久6年)に藤原泰衡によって建立
- 1571年(元亀2年)に織田信長による兵火で焼失
- 1601年(慶長6年)に豊臣秀吉の正室・北政所によって再建
建築様式
- 入母屋造、檜皮葺
- 正面、側面とも三間
- 内部は外陣、内陣、後陣に分けられている
- 内陣には本尊の釈迦如来像を安置
見どころ
- 華麗な彫刻
- 桃山時代の特徴である向拝
- 内部須弥壇
三井寺鐘みくじ
概要
三井寺(園城寺)境内の金堂の北側にある閼伽井屋(あかいや)では、水占いで有名な「三井寺鐘みくじ」を引くことができます。
歴史
三井寺鐘みくじの起源は不明ですが、江戸時代にはすでに存在していたとされています。
閼伽井屋は天智天皇、天武天皇、持統天皇の産湯に使われたとされる霊泉であり、その水を使って占うことから「水占い」と呼ばれています。
方法
- 200円を納めて、鐘みくじを受け取ります。
- 鐘みくじの裏面に書かれている番号を確認します。
- 閼伽井屋の水に鐘みくじを浸します。
- 鐘みくじが浮かび上がったら、番号に対応する吉凶やアドバイスが書かれた紙を受け取ります。
種類
- 恋愛
- 仕事
- 健康
- 全体運
その他
- 三井寺鐘みくじは、恋愛運のお守りとして人気があります。
- 境内の売店で、鐘みくじを携帯できるストラップを購入することができます。
近江八景『三井の晩鐘』 鐘楼
概要
三井寺(園城寺)境内にある鐘楼は、近江八景の一つ「三井の晩鐘」として知られる景観を構成する重要な要素です。
歴史
- 現在の鐘楼は1602年(慶長7年)に建立されたもの
- 1571年(元亀2年)に織田信長による兵火で焼失した旧鐘楼の再建
- 梵鐘は1603年(慶長8年)に鋳造
建築様式
- 三間四方、入母屋造、檜皮葺
- 桃山時代の建築様式
見どころ
- 鐘楼の軒下には、風神雷神像が安置
- 鐘楼の内部には、重要文化財の梵鐘が吊るされている
- 梵鐘は「天下の三名鐘」の一つとして知られる
「三井の晩鐘」
- 琵琶湖の夕景と鐘楼のシルエットが美しい景観として知られる
- 江戸時代の俳人、松尾芭蕉も詠んだ
一切経蔵
概要
三井寺(園城寺)境内にある一切経蔵は、高麗版一切経を納める八角形の輪蔵(回転式書架)を収蔵する建物です。重要文化財に指定されています。
歴史
- 1602年(慶長7年)に毛利輝元によって寄進
- もとは山口県の国清寺(現在の洞春寺)の経蔵
- 慶長7年に毛利輝元によって移築
建築様式
- 八角形、禅宗様
- 内部には八角形の輪蔵が設置
- 輪蔵には高麗版一切経が納められている
見どころ
- 八角形の輪蔵
- 輪蔵に納められた高麗版一切経
- 天井から吊るされた円空仏
「弁慶の引き摺り鐘」 霊鐘堂
概要
三井寺(園城寺)境内にある霊鐘堂は、奈良時代の作とされる梵鐘「弁慶の引き摺り鐘」を安置する建物です。重要文化財に指定されています。
歴史
- 奈良時代の作
- もとは園城寺初代の梵鐘
- 鎌倉時代に武蔵坊弁慶が比叡山に持ち去ろうとしたという伝説
- 建武の争乱では地中に埋められたが、自ら鳴り響いて足利尊氏軍の勝利を導いたという伝説
建築様式
- 入母屋造、本瓦葺
- 簡素な造り
見どころ
- 弁慶の引き摺り鐘
- 鐘の表面に残る傷や欠損
- 弁慶の怪力ぶりを伝える伝説
補足
弁慶の引き摺り鐘は、実際に撞かれることはなく、現在は霊鐘として大切に奉安されています。
三重塔
三井寺(園城寺)の三重塔は、国宝に指定されている重要文化財です。
概要
- 室町時代の建築
- 元々は奈良県の比曽寺にあったもの
- 豊臣秀吉によって伏見城に移築
- 徳川家康によって三井寺に移築
- 高さ約32メートル
- 三重塔としては日本最古級
建築様式
- 和様
- 三間四方
- 初重の軒下には、風神雷神像
見どころ
- 優美な姿
- 三重塔内部には釈迦三尊像
補足
三重塔は、金堂の東側に位置しています。
村雲橋
三井寺(園城寺)境内にある村雲橋は、琵琶湖に架かる朱塗りの橋です。国の重要文化財に指定されています。
概要
- 江戸時代の建築
- 朱塗りの木造橋
- 長さ約32メートル
- 幅約3メートル
- 三井寺参道の正面に位置
名前の由来
- 橋のたもとにある「村雲御所」に由来
- 村雲御所は、藤原頼長が幽閉された場所
見どころ
- 朱塗りの美しい橋
- 橋の上から眺める琵琶湖の景色
- 夜間のライトアップ
その他
- 村雲橋は、三井寺の代表的な景観の一つです。
- 橋の上は、写真撮影の人気スポットです。
- 夜間はライトアップが行われ、昼間とは違った幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
唐院潅頂堂
概要
唐院潅頂堂は、三井寺(園城寺)境内の唐院にある重要文化財の堂宇です。智証大師円珍が唐から持ち帰った経典や法具を納めるために建立されました。現在は、宗祖円珍の廟所ならびに灌頂(密教の儀式)の道場として寺内でも最も重視されている区域の一つです。
歴史
- 創建は貞観11年(869年)
- 円珍が唐から帰国後、請来した経巻法具などを納めた
- 伝法潅頂の場として使用
- 慶長3年(1598年)に豊臣秀吉の寄進により再建
- 現在の建物は江戸時代の建築
建築様式
- 入母屋造、檜皮葺
- 正面中央に軒唐破風を設ける
- 平安時代以来の上品な住宅風建築の様式
見どころ
- 円珍の御廟
- 灌頂堂内部の装飾
- 唐院庭園
毘沙門堂
概要
三井寺(園城寺)境内の毘沙門堂は、重要文化財に指定されている堂宇です。本尊は四天王の一尊である毘沙門天像で、三井寺五大堂の一つに数えられています。
歴史
- 創建年代は不詳
- 元々は園城寺五別所の一つである尾蔵寺の南勝坊にあった
- 1909年(明治42年)に現在地に移築
- 現在の建物は江戸時代の建築
建築様式
- 禅宗様を主調とする
- 内外に内法長押をめぐらし、組物の間には蟇股を入れる
- 軒は二軒の垂木を並行にならべる
見どころ
- 本尊の毘沙門天像
- 厨子の扉に描かれた十六羅漢像
- 堂内の壁画
その他
- 毘沙門堂は、三井寺の中でも比較的新しい建物です。
- 毘沙門天像は、財宝守護の神として信仰されています。
- 堂内の壁画は、江戸時代の絵師によって描かれたものです。
映画「武士の献立」
映画「武士の献立」は、2013年に公開された日本映画です。江戸時代の岡山藩を舞台に、武士の食文化を描いています。
三井寺でのロケ
映画「武士の献立」では、三井寺の以下の場所がロケ地として使用されました。
唐院庭園
唐院庭園は、三井寺の中でも特に美しい庭園として知られています。映画では、主人公たちが茶会を開くシーンのロケ地として使用されました。
金堂
金堂は、三井寺の本堂です。映画では、主人公たちが祈祷をするシーンのロケ地として使用されました。
御殿
御殿は、三井寺の宿坊です。映画では、主人公たちが宿泊するシーンのロケ地として使用されました。
映画「るろうに剣心」
映画「るろうに剣心」は、2012年に公開された日本映画です。和月伸宏の漫画「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」を実写化した作品で、佐藤健主演でヒットしました。
三井寺でのロケ
映画「るろうに剣心」では、三井寺の以下の場所がロケ地として使用されました。
唐院庭園
唐院庭園は、三井寺の中でも特に美しい庭園として知られています。映画では、剣心が神谷道場の門下生と稽古をするシーンのロケ地として使用されました。
金堂
金堂は、三井寺の本堂です。映画では、剣心が雪代巴と対峙するシーンのロケ地として使用されました。
観音堂
観音堂は、三井寺の中心的な建物です。映画では、剣心が縁と再会するシーンのロケ地として使用されました。
釈迦堂(食堂)
辨財天社
国宝 金堂 三井寺の総本堂
桃山時代を代表する名建築
三井寺鐘みくじ
近江八景『三井の晩鐘』 鐘楼
一切経蔵
「弁慶の引き摺り鐘」 霊鐘堂
映画『武士の献立』 映画『るろうに剣心』
三重塔
唐院潅頂堂
唐院大師堂 唐院唐門
村雲橋
三井寺別所 微妙寺
天台智者大師
衆宝観音
毘沙門堂
最寄り駅>>三井寺駅(京阪電車)
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