オークス(優駿牝馬) GⅠ R7.5.25

1.5枠9番エンブロイダリー
今年の桜花賞を制したエンブロイダリーは現在3連勝中と勢いに乗っていますnews.netkeiba.com。父はマイル巧者のアドマイヤマーズ、母はロッテンマイヤー(母父クロフネ)という血統で、一見スタミナよりスピード寄りの配合ですが、実はデビュー2戦目の芝1800m未勝利戦をレコード勝ちした経験もあり、中距離でも力を示してきましたkeibalab.jp。前走の桜花賞では稍重馬場をものともせず、中団から豪快に差し切ってアルマヴェローチェとの叩き合いを制し桜の女王に輝いていますs.keibabook.co.jp。鞍上には名手C.ルメール騎手が予定されており、東京2400mの大舞台でも落ち着いた立ち回りが期待できます。懸念される距離について森一誠調教師も「極端な内、外枠でなければ大丈夫」と自信をのぞかせており(抽選結果は5枠9番)、二冠達成へ視界良好でしょう。
2.1枠1番アルマヴェローチェ
アルマヴェローチェは昨年の2歳女王で、桜花賞ではエンブロイダリーのクビ差2着に惜敗しましたnews.yahoo.co.jp。父ハービンジャー譲りの持久力とパワーが持ち味で、母ラクアミ(父ダイワメジャー)の影響からキレ味も兼ね備えています。前走の桜花賞では好位から抜け出しを図りましたが、勝ち馬も同じ脚色で伸びており「この馬も良く伸びたが、勝ち馬も強かった」と岩田望来騎手も悔しそうに振り返っていますumanity.jp。とはいえ直線では他馬を突き放す勢いを見せており、東京芝2400mへの適性も高そうです。実際、祖父に凱旋門賞馬のダンシリ系を持つ血統背景からもスタミナには不安がなく、長く良い脚を使うタイプでしょう。鞍上の岩田望騎手は昨年のオークス馬を送り出した実績もあり、雪辱を期す今回のレースで堂々の巻き返しが期待されます。
3.3枠5番リンクスティップ
リンクスティップは桜花賞で3着に食い込んだ実力馬です。2走前には混合重賞のきさらぎ賞(GIII)で牡馬相手に2着と健闘しており、その実績から桜花賞でも穴人気ながら馬券圏内に突っ込んできましたdb.netkeiba.com。父キタサンブラック×母父Kitten’s Joyという配合はスタミナ豊富で、距離延長は歓迎材料でしょう。前走の桜花賞当日は稍重馬場に手こずった様子で、M.デムーロ騎手も「この馬場に慣れるまで時間がかかった」とコメントしていますumanity.jpが、それでも最後は勝ち馬に食らいつく伸び脚を見せています。初の関東遠征となった東京への輸送も難なくクリアしたとの報もあり、体調面の不安はありませんnews.yahoo.co.jp。切れ味勝負になりにくい2400m戦はむしろ持久力と底力が問われる舞台だけに、クラシックで揉まれてきた上昇株が頂点に立つシナリオも十分に考えられます。
8枠18番 エリカエクスプレス
エリカエクスプレスは今年1月のフェアリーステークスを3馬身差のレコードで制した快速馬ですja.wikipedia.org。父エピファネイア(菊花賞・ジャパンC優勝)、母父ガリレオという血統はスタミナと底力が魅力で、実際に新馬戦から2連勝で重賞制覇を成し遂げた才能の持ち主です。桜花賞では果敢にハナを奪ってレースを引っ張り、直線半ばまで先頭を死守して5着に粘りました(勝ち馬から1.1秒差)sports.yahoo.co.jp。戸崎圭太騎手いわく「直線に向いた時は手応え十分で、一瞬勝つかと思った」ほどでumanity.jp、距離が延びてマイペースの逃げが打てればさらに粘り込みは増すでしょう。今回は大外8枠18番とスムーズに先手を取りやすい枠順。瞬発力勝負では分が悪い先行馬ですが、スタミナ勝負の展開に持ち込めば一発があっても不思議はありません。
穴馬① 3枠6番ビップデイジー
前走大敗で一転、今回は人気急落となっているビップデイジーを穴馬候補に挙げます。2歳時には阪神ジュベナイルフィリーズでアルマヴェローチェと競り合い、僅差の2着と世代トップクラスの能力を示しましたdir.netkeiba.com。しかし桜花賞では1番人気級の支持(当日は3番人気)を集めながら、折り合いを欠いてしまい11着と惨敗…。幸英明騎手も「前に壁をつくっても力んでしまい、最後の脚がなくなりました」と悔やむ走りでしたumanity.jp。この結果でオークスでは現在12番人気前後と評価を落としていますが、大舞台で見限るのは早計かもしれません。というのも、父サトノダイヤモンド×母父キングカメハメハという血統からも距離延長はむしろプラス材料ですし、陣営は前走後に馬具を工夫して気性面の修正を図っています。「馬具の効果で折り合いさえつけば距離はこなせる」と関係者も手応えを語っておりnews.yahoo.co.jp、道中リラックスして運べれば一変の可能性十分です。春のクラシックで一度躓いた鬱憤を、舞台を東京に移して晴らすシーンがあるかもしれません。
穴馬② 7枠13番 タガノアビー
前走内容:前走のスイートピーステークスでは、2番人気に支持されながらも6着に敗れましたが、レース内容には一定の評価があります。
- 血統背景:父はハーツクライ、母父はディープインパクトというスタミナ豊富な血統で、距離延長がプラスに働く可能性があります。
- 調教評価:最終追い切りでは、調教評価が高く、状態の良さが伺えます。
前走で人気を裏切ったものの、血統背景や調教の良さから、巻き返しが期待されます。現在の想定人気は8〜10番人気と見られ、配当妙味も十分です。
穴馬③ 5枠10番タイセイプランセス
- 前走内容:前走のフローラステークスでは、1番人気に支持されながらも4着に敗れましたが、レース内容は見どころがありました。
- 血統背景:父はドゥラメンテ、母父はキングカメハメハという良血統で、東京芝2400mへの適性が期待されます。
- 調教評価:最終追い切りでは、調教評価が高く、状態の良さが伺えます。
前走で人気を裏切ったものの、血統背景や調教の良さから、巻き返しが期待されます。現在の想定人気は10〜12番人気と見られ、配当妙味も十分です。
【参考資料】
- 出走馬情報・過去成績(netkeiba)news.yahoo.co.jpdb.netkeiba.comsports.yahoo.co.jp
- 関係者コメント(産経スポーツなど)umanity.jpumanity.jpumanity.jp
- ニュース・トピックス(競馬ラボほか)keibalab.jpnews.yahoo.co.jp
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