東京スプリント R7.4.16

大井競馬場


評価A:⑮ガビーズシスター(Cルメール)


国内外のダート短距離重賞で実績があり、特に前走のサウジ遠征での3着は高い評価が必要。牝馬ながら54.0kgの斤量は有利。トップジョッキーC.ルメール騎手が騎乗し、能力を最大限に引き出す可能性が高い。過去のレースレベルの高い海外G3で好走している点は、今回のJpn3においても上位の能力を示す根拠となる。

評価B:①イグザルト(御神本)

大井ダート1400mのフジノウェーブ記念を制しており、地元大井コースへの適性は証明済み。御神本訓史騎手とのコンビは安定感があり、内枠という有利な枠順を得たことで、ロスなくレースを進められる可能性が高い。重賞勝ちの実績とコース適性から、上位争いに加わるだけの能力は十分に備わっている。

評価B:⑧マックス(Rクアトロ)

昨年の東京盃(大井ダート1200m)で2着に入っており、同コースでの実績は最上位レベル。8歳という年齢ながら衰えは見られず、R.クアトロ騎手とのコンビも魅力。過去の同コースでの実績と、Jpn2での好走経験は、今回のJpn3においても高い競争力を持つ根拠となる。

評価B:③サンライズホーク(Mデムーロ)

JRA所属の実力馬で、かきつばた記念(Jpn3)で2着の実績がある。M.デムーロ騎手の騎乗は大きなプラス材料であり、その高い騎乗技術によって馬の能力を最大限に引き出せる可能性がある。内枠を得たことで、スムーズな競馬ができれば、JRAの地力を見せて上位進出が期待できる。


評価B:⑪エートラックス(Jモレイラ)

昨年の兵庫チャンピオンシップ(Jpn2)を制しており、潜在能力は高い。J.モレイラ騎手の騎乗も心強いが、外枠がレース展開に与える影響は懸念される。それでも、過去の重賞勝ちの実績は、今回のメンバーの中でも上位の能力を示す根拠となる。外枠を克服できれば、上位争いに加わる力は十分にある。

評価B:⑨ダノンスコーピオン(笹川)

芝での実績は豊富だが、ダートグレード競走への挑戦は今回が初めて。芝での高い実績は潜在能力の高さを示すが、ダート適性は未知数な部分が多い。58.0kgの斤量もやや重く、ダート適性への不安と斤量を考慮してこの評価とした。ただし、芝での実績から一変する可能性も秘めている。


評価C:⑤エンテレケイア(吉原寛)

浦和所属ながら、大井コースでの実績も持つ。内枠を利して先行できれば粘り込みも期待できるが、過去のレースレベルを考慮すると、上位の馬と比較して絶対的な能力ではやや劣る印象。吉原寛人騎手の経験とコース適性を加味してこの評価とした。展開次第では上位に食い込む可能性もある。

◎ 展開予測

スタート直後は、5番エンテレケイアと11番エートラックスが先行争いを繰り広げ、レースを引っ張る可能性が高いです 。特にエンテレケイアは逃げ馬としての適性も指摘されています 。  

その後ろには、7番ギャルダル、12番デュアリストなどが続き、先行集団を形成するでしょう 。  

1番イグザルト、3番サンライズホーク、14番ラプタス、9番ダノンスコーピオン、そして15番ガビーズシスターといった有力馬は、中団でレースを進めることが予想されます 。特にガビーズシスターは、大外枠からのスタートとなるため、無理せず中団からの競馬を選択する可能性が高いでしょう 。  

レース全体のペースは、先行争いが激しくなることで、やや速い流れになることが考えられます 。  

3コーナーを過ぎたあたりから、中団にいた馬たちが徐々にポジションを上げ始め、直線に入ると激しい追い比べとなるでしょう。先行したエンテレケイアやエートラックスがどこまで粘れるか、そして中団から脚を溜めていたガビーズシスターやサンライズホークなどが鋭い末脚を発揮できるかがポイントとなりそうです 。  

過去のレース傾向から見ると、大井ダート1200mは直線が長く、差し馬も十分に力を発揮できるコースです 。そのため、中団で脚を溜めた馬たちが直線で追い上げてくる展開が期待されます。  

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Kazma-S